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第14回放課後デイサービス雑学講座

皆さんこんにちは!
SUNSUN株式会社、更新担当の中西です。

 

~サービスを受けるために~

 

発達に特性のある子どもや、医療的ケアが必要な子どもたちの「放課後の居場所」として機能する放課後等デイサービス(放デイ)
このサービスを利用するには、いくつかの要件や手続きが必要です。

ここでは、「どうすれば利用できるのか?」「誰に相談すればいいのか?」といった疑問にお答えします。


1. 対象となる子どもとは?

放課後等デイサービスの利用対象は、次のような子どもたちです

● 主な対象

  • 小学校1年生〜高校3年生(6〜18歳)

  • 身体・知的・精神障害のある児童

  • 発達障がいやグレーゾーンの診断を受けている児童

  • 医療的ケアや特別な配慮が必要な児童

📌 「療育手帳」や「身体障がい者手帳」がない場合でも、医師の診断書や意見書で利用可能なケースもあります。


2. 利用に必要な手続きの流れ

ステップ①:相談・見学

  • 市区町村の障がい福祉課または児童相談支援事業所に相談

  • 気になる放デイ事業所に見学・体験利用を申し込み

📌 この段階で、子どもの特性や保護者の希望をしっかり伝えることが重要です。


ステップ②:「受給者証」の取得申請

放デイを利用するには、行政から発行される「障がい児通所受給者証」が必要です。

必要書類

  • 医師の診断書・意見書

  • 所得に関する書類(住民税課税証明書など)

  • 支給申請書

  • マイナンバー・保険証など

申請場所

  • 市区町村の障がい福祉担当窓口(福祉課・こども家庭課など)

📌 取得までに1〜2ヶ月程度かかることがあるため、早めの準備が肝心です。


ステップ③:サービス利用契約

  • 受給者証の支給決定後、利用したい事業所と正式に契約

  • 支給量(日数)に応じた利用スケジュールを調整


3. 費用と利用時間について

● 利用料金

  • 原則1割負担(所得により月額上限あり)

    • 生活保護・非課税世帯:0円

    • 年収890万円未満:月上限4,600円

    • 年収890万円以上:月上限37,200円

● 利用可能時間

  • 放課後〜18時頃(事業所によって異なる)

  • 長期休暇中は午前中から利用できるケースもあり

📌 おやつ代・活動費は別途徴収されることもあるため、事前確認を。


4. 利用する上での心構えと準備

● 連携が重要

  • 学校との情報共有(担任・特別支援コーディネーターなど)

  • 家庭との連絡ノートや送迎の調整

● 個別支援計画の作成

  • 利用開始時に必ず作成され、目標や支援方針が明文化されます

  • 保護者の意見が反映される重要な機会です


放課後デイサービスの利用は、ただの“預かり”ではなく、子どもの個性と成長を支える大切なステップです。
適切な手続きと準備を経て、安心して通える環境が整うことで、子どもたちは“ありのままの自分”で過ごせる居場所を手に入れられます。

 

 

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